MetatraderをUbuntu上で動かす

Metatrader

久しぶりにMetatraderを触るかもしれない。

基本的にMetatraderはWindows環境でしか動かない。 UbuntuをメインOSとしている者としては何らかの形でUbuntu上でWindows環境を作ってやらないといけない。

集中的にEAを作ったり、為替のデータ分析に勤しんでいた時はWine上でMetatraderを動かしていた。 Wineだから使いにくいとか、極度にもっさりしているとかいうことはなかった。 むしろ、思ったよりモッサリ感はなく、同時に動かしている他のソフトウェアも快適に動いた。 ただ、あまりに負荷をかけ過ぎたりすると、クラッシュすることもあったのは確かである。 それでも、不便さは許容範囲内だったし、むしろ自分の開発環境が整っていないWindows上で作業することを考えれば、Wineの方が良かったと思う。

Windows仮想マシンがあるらしい

最近、LinuxVirtualBoxなどの仮想化ソフトウェアを使って、Windows環境を無料で動かせることを知った。 Microsoftが主にEdgeやIEのブラウザテストのために準備しているもののようだ。 もしかすると、こちらのほうが作業する上で便利なのかもしれない。 そんな期待を抱いて、ちょっとMetatraderを動かしてみた。

ovaファイルを入手する

まずは、ここにアクセスしてovaファイルが入ったzipを入手する。

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なぜか当方のPCではWin10が動かないので、今回はIE11 + Win8を選択。 ダウンロードできたら、unzipしてovaファイルを取り出す。

VirtualBoxovaをインポート

VirtualBox以外の仮想化ソフトウェアでもできるみたいだが、今回はVirtualBoxで。

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  1. Oracle VM VirtualBox を起動
  2. メニューから [ファイル]-[仮想アプライアンスのインポート] を選択
  3. 『インポートしたいアプライアンス』に、解凍した IE11 - Win8.ova を指定して、[次へ] ボタンを押す
  4. 必要な項目を変更して、[インポート] ボタンを押す
  5. インポート完了後、VirtualBox に追加される

VirtualBoxで起動

Win8仮想マシンを選択し、起動。

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無事起動。
Metatraderもインストール、起動したことを確認。

結論

もっさり感が半端ないので、やめておきましょう。
VMwareParallelsだったら、もっさりしてないかも)